毎日の記録 Diary

2021年8月15日 蔵王エコーライン

更新日:

8月15日(日) 

蔵王エコーライン

~ゆっくり登り、一気に下る高い標高のさわやかな道~

222km

昨夜泊めてもらった上山市の弟宅を8時30分に発。天気予報、雨雲レーダーの結果から遅めの出発が良いと判断。

 


しかし蔵王エコーラインは期待の雲海どころか、濃霧と強風。訪れた証拠写真を峠のパーキングでやっとの思いで撮って、宮城県川崎町経由牡鹿半島コバルトラインへ。

 


予報通りには上がらない雨。更に天候回復を狙い、菅生PAで休憩中に大学時代の先輩Nさんからの電話。「同じPAに今着いたら横浜ナンバーの310G Sがある、お前のバイクか?!!!」お互いのツーリング計画は事前に情報交換していて、ランデブーとは承知してはいたが、これほどのランデブーとは!

 


せっかく出会えたので同行のI氏とともに塩釜の

すし哲で昼食。その後別れて各々の目的地へ。(Nさん組は三陸海岸を北上し大船渡泊。)

 

私が予定したコバルトラインは入り口でなんと閉鎖!今日のこれまでの雨により、危険回避のため全線クローズ。バリケードの番人のおじさん曰く、雨が止んだので1時間後の16時には再開とのこと。予期せぬ閉鎖に、行き合ったズバルインプレッサ君としばし不満顔で会話。先に一般道をコバルトラインの終点まで走り、逆コースでコバルトラインをここまで戻る事で時間を有効に使えるとのアドバイスをもらって、従うことにした。

しかし終点に向かって走りながら所要時間を計算すると、本日の仙台市内のホテルへの帰着予定時刻を過ぎてしまう事に気づき、今日のコバルトラインは中止にして一路宿泊地仙台に戻った。在職中のバイク仲間のO君との約束があったからだ。

コバルトは明朝リベンジだ。

本日は思わぬNさんとの楽しい昼食。夜はO君からは私が在職していた会社の今の様子を、まだ外の明るい焼鳥屋のアクリル板越しに聞きながら、バイク論議にも花が咲いた。

コバルトライン閉鎖ゲートでのインプレッサ君は、見た目はモヤシの様な蒼っちょろい顔でピアスをした出立ちだったが、声をかけて見ると謙虚な言葉遣いと、私では思いつかない逆ルート走行による時間節約の提案。遠方からのライダーの立場に立って考えてくれる、優しく聡明な若者だった。旅先での出会いは曇った心を青空の様にさわやかにしてくれる事があって楽しい。一方で、雨のワインディングでの事故を防ぐため日曜日に出動し全線閉鎖の作業(バリケード設置と見張り)をしてくださった職員に、不満顔で接してしまった自分を後になって恥じた。今日は日曜日。「休日返上で安全確保のお仕事、ありがとうございます」と言えなかった自分が情けないなー。

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