毎日の記録 Diary

2021年8月28日 竜泊ライン、津軽岩木スカイライン

更新日:

8月28日(土)

竜泊ライン

~日本海を見下ろす爽快ワインディング~

津軽岩木スカイライン

 ~以外に辛くなかった千本ノックヘアピン~

273km

 

 


 

朝は弘前から青森まで少し降られたが、その後は素晴らしい天気。久々に快適なコンディションの一日だった。終始天気は晴れ。道路の気温表示板は30℃のところも。

龍飛崎へは陸奥湾側を北上し、日本海側を南下し鯵ヶ沢での昼食を挟み、岩木山を訪ねるコースを楽しく走った。

 

 
 

津軽半島の陸奥湾沿いは下北半島と異なり、区間のほとんどが人々の生活圏を抜けて行くルートだった。松前街道の松並木に歴史を感じ、蓬田、蟹田、外浜の漁村では活発に漁業を営んでいる様子がおもしろかった。山積みにされた網やウキの大きなボール、網をつくろう人、海藻を歩道に敷き詰めて干す人。津軽の豊かさは農業だけでない事を感じた。陸奥湾の海の上には大きなフェリーが浮かんでいた。函館行きなのでしょう。

 

 


龍飛崎では八戸からの親子ライダー(ドゥカッティとKTM)と言葉を交わし、弘前に住んだことのある娘から聞いていた石段国道で写真を撮りしばし休憩。この岬の下を新幹線が通っている。北海道は遥か彼方に霞んでいる。できるなら生涯乗りたくない。


竜泊ラインは道路表示は龍泊と表現されていた。こちらの方がかっこいい。


タイトな区間を終えると眼下にはるかに続く海岸線と真っ青な日本海。中泊港まで本当に気持ちがいい区間だった。津軽半島日本海側は陸奥湾ほど漁業は盛んでないように見えた。断崖と砂浜が続く。

 

 


七里長浜の中間くらい、高山稲荷で安全祈願。本当はその背後の海岸での石拾いが目的。妻が教えてくれた通り、綺麗な宝石のような石をいくつも拾えた。オフロード車は海岸の近くまでアプローチ出来た。他にも同じことをしている人が何人かいた。インターネットの情報力!

 

正面に岩木山を見ながら一面の稲穂の黄金色の真ん中を走り抜ける気持ちよさも格別。豊穣の喜びが湧いてくる。津軽平野も豊かだ。

 

 

鯵ヶ沢での昼食は目当ての店が休みで、海の駅の食堂でヒラメの漬け丼。当然うまい。

 



津軽岩木スカイラインはバイク1050円がJAF割で850円。(これで後のトウモロコシ代が浮いた。)このルートは8kmの間に連続する69個所ヘアピン。千本ノックの様な過酷なコースを覚悟したが思いの外、楽に往復出来た。道幅やコーナーR、その間隔がうまく作られている。頂上は絶景。日本海、八甲田、津軽平野、弘前の町が一望出来た。

 

 


その後、アップルロードで林檎園の規模に驚き、直売所で獄きみ(だけきみ)という品種のトウモロコシと「きおう」と言う早生のりんごを夕食に購入。楽しい一日だった。娘が4年の間住んだ町を始めて訪ねる事が出来て、どんな街であったのかも少し分かった。津軽は豊かな地域だと感じた。

 
 

ご意見・ご質問

-毎日の記録 Diary

Copyright© 絶景ロードツーリングの記録 , 2024 All Rights Reserved.