毎日の記録 Diary

2021年8月25日 帯広滞在(休息日)

更新日:

8月25日(水) 

帯広滞在(休息日)

20km

 


本日は帯広に滞在。雨天の中、音更川で十勝石探しと緑ヶ丘公園の博物館見学のみ。川ではそれらしき石を拾うが、十勝石(黒曜石)である確証なし。帰宅後しっかり調べて見よう。その後見学した博物館は帯広百年記念館と植村直己記念館。各々小規模ながらも良い学びの日となった。

 

 

百年記念館内の展示は主に開拓史。おぼろげだが北海道の明治以降の開拓のプロセスを感じる事が出来た。アイヌに関する展示は、その文化を大切にすべし、とのコンセプト。過去の差別による負の出来事をもっと正しく知りたいと思った。農耕民族の和人と狩猟民族のアイヌの相容れない事柄、難しさが沢山あったはず。明後日訪問するウポポイの博物館見学の予習にはなった。

 

 

植村直己記念館は動物園の敷地内。エスキモーの氷の家を模した小さなブース。偉大な人だと改めて思うが、なぜ帯広にこの施設を作ったのか、その経緯が展示からはよくわからなかった。ついでに見学した動物園はそこそこの種類の動物がいて楽しかった。客はほとんどいない。入場料420円。これでこれだけの種の保存に貢献してくれているのにこの値段は申し訳ないと思う。

 

 

 

この博物館や動物園を有する緑ヶ丘公園一帯は明治時代には北海道初の刑務所だったそうだ。当時のこの町の人口の10倍以上の囚人は貴重な労働力となった。古いレンガ造りの暖房用石油倉庫が残っていた。

 


公園内にはエゾリスが何匹も。首にタグ。保護対象動物として大事にされているのだろう。

 

公園からホテルへの帰路、このエリアの野草園を通ってみた。誰もいない雨の森も風情があるが、掲示されている樹木の名前は皆馴染みのあるものばかり。これまで走ってきて森の木の名前がわからないと書いたが、成長の度合いが違っていて、樹皮の様子や大きさ、樹形が本州とは違うのだろうか?北海道の樹木はでかい!街中の森は熊の心配がなくて安心だった。往復6キロほど歩いて凝ったからだを程よくほぐす事も出来た。

明日は函館まで500kmだ。ウポポイは是非見学したい。

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