毎日の記録 Diary

2021年8月17日 ニセコパノラマライン

更新日:

8月17日(火)

ニセコパノラマライン

~大きな一定Rが連続する快適ワインディングロード~

159km


 

 


苫小牧港に定刻11時着。いよいよ北海道だ。目論見通り、雨は降っていなかった。

 

支笏湖経由でニセコを目指す。苫小牧は町を抜けると支笏湖までずっと深い森の中を貫く道。北大の苫小牧演習林の再整備の本を読んだ事を思い出した。ここがそれか?

生えている樹木が本州とは違っていて、何の木だかさっぱりわからない。しょっぱなから遠くに来た事を実感させられる深い森の道だった。

残念ながら支笏を抜けるまでしばし雨。羊蹄山山麓でやっと上がって、かろうじて頂上が姿を見せてくれた。この蝦夷富士は小さいけれど綺麗な形。侵食のヒダヒダで古い山だとわかる。山麓の尻内川は清流。ルアーで釣っている人に尋ねると、ヤマメと虹鱒狙いとのこと。


昼飯は北海道コンビニ、「セイコーマート」でご当地食材。駐車場に座り込んで済ませる。(店内のイートインコーナーはコロナでクローズだった)

 


途中のニセコの駅舎は小さくてかわいい、メルヘンチックな建物。スキー大ブームの頃はさぞかし大勢の若者達の記念撮影の背景となったのでしょう。

 

 

本日の本番、ニセコパノラマラインは、上りも下りも高速コーナーで構成されている。コーナーはほとんどが一定のRで作られているのでとても走りやすい。アクセル開度とバンク角を一度決めるとそのまま出口までスーッと抜けて行ける。ゆっくりと気持ちよく走れた。

標高が高くなる峠付近では、笹藪が広大に広がる。樹木の木肌が真っ白な樹木が山肌に点在し、本州には無い景観。立ち枯れかと思いきやちゃんと葉っぱは生えている。何の木か?

本日の宿泊地岩内の街を見下ろすところまで下っていくと眼前にドーンと日本海。陸地も海も広々と広がって見えてこのワイドビューも本州に無いパノラマだ。改めて北海道に来たことを実感した。両側の畑はジャガイモだろうか?白い小さな花が一面に咲き、遠望出来る海と積丹半島の合間って美しい。絶景だ。(後に調べて、白い花は蕎麦だった)

町まで出て、またセイコーマートで夕食にご当地食材を仕入れ、岩内高原ホテルへ。

 

 


ホテルは古いが豪華な作り、バブル期の物だと思うが頑張って維持し経営していることがわかり好感の持てる宿だった。部屋の窓からは湾が見下ろせた。港に船が全く見えない。もう漁業はここではだめか?調べてみるとこの湾内に泊原発がある。町民の生計は漁業から原発維持に代わって来ているのかもしれない。

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