毎日の記録 Diary

2021年4月17日 三次市滞在(休息日)

更新日:

4月17日(土)

三次市滞在(休息日)

0km

(街を9km程歩いて見学。)

 

 
 

 

 


三次は内陸の水運の要衝だった。旧道を探して歩くと案の定宿場の痕跡。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 


きちんとした説明板が無い。一部の整備された街並みは美しいが、歴史の勉強に必要な掲示が足りない。

 

 

 

 

 

 

 


うだつが上がらないと言う慣用句で知られている宇立が街道筋に色々なバリエーションで残っていて面白かった。

 

 

 

 

 


辻村寿三郎人形博物館では2代目(70歳)が操り人形の実演中。(演技終了後にお願いしてツーショット)

展示してある初代ジュサブローの大小の人形作品間近でみて、天才!のひと言。歴史の勉強と人物像の解釈や浮世絵の表現方法の研究なくしてはここまで出来ない。製作のテクニックも多様な技量が求められる世界である事がよくわかった。

人形展示館は本来歴史民俗資料館(もとは三次銀行の社屋)。2階では往来ものの古文書展示。

この町の図書館には相当数の往来もののストックがあるようだ。デジタル化して公開しているとのこと。

 

もののけミュージアムは、日本の民俗学的な立場からの真面目な展示。もっと子供だましかと思いきや、この三次に伝わる妖怪絵巻と中心に、民俗学者の寄贈品展示がうまく整理されていた。

祇園信仰(疫病の牛頭天王の世界)はこの辺りが発祥。水木しげるの出身地もここからそう遠くない。そう思うとなんだか妖怪ワールドに足を踏み入れたような気持になる。

隣町は世羅町。調べたら世羅修造もこの先の瀬戸内大島の出。ここは長州だ。昨年まで戊辰戦争150周年で盛り上がる東北に三年いたので、知らぬ間に奥州列藩同盟に心が傾いていて、この事を知ってなんだか居心地悪い気持ちにさせられた自分がおかしかった。

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