毎日の記録 Diary

2021年8月13日 霧降高原道路

更新日:

8月13日(金)

霧降高原道路

~トリッキーなコーナーが続く道を抜けるとそこには東北の原風景が~

259km

 

いよいよ本日より後半の旅、東北北海道コースのスタートだ。東北といいつつ、今日の霧降高原道路は栃木県。関東甲信越の最後のルートとなる。

神奈川県東部から圏央道経由で東北道、日光道路を経て日光駅前。古い電車の展示もあり、写真を撮りたかったが、路線バスとタクシー中心のロータリーは、バイク一台たりとも止めさせてもらえないレイアウト。残念だが通過。


終日降られたが、新品のカッパとブーツカバーは優秀。これだけ降られても肘の内側周辺が僅かに滲んだだけ。出発時の湘南の海岸線は蒸し暑かったが、北関東に入り大谷パーキングでダウンジャケットを下に一枚着てちょうど良い気温だった。

 


霧降高原は舗装も少し老朽化。何度か立ち上がりでお尻が流れてヒヤッとした。通過する直前に降った強雨のせいか、路面のあちこちに落ち葉や小枝が筋場に堆積していて、これにタイヤを取られることもあった。それ以上にコーナーがトリッキーで、飛ばすには神経を使う道。今日は雨ウェットだったのでゆっくり走った。特に大笹牧場側に下っていく県道はそれが顕著だった。


晴れた日の眺めはきっと最高だろう。本日下界の日光市は雲海に閉ざされていた。山肌は綺麗な牧草地で、特に霧降り道路を抜けるあたりから大笹牧場までは牧歌的でゆったりとした気持ちで走れた。道筋に点在するひまわり畑は地元の人の歓迎の気持ちが伝わってきて気持ちよく走れた。天気が残念だった。

 


昼食は湯西川温泉駅に隣接する道の駅で湯葉入り鴨南蛮せいろそば。そばが黒くて細くて硬くて美味しかった。ぶちぶちに短く切れていたので十割なのでしょう。

その後会津に向かっていくと、蕎麦屋が林立。蕎麦はどうもこの辺の目玉らしかった。

 

宿泊地会津若松に向かう県道23号、R121などはこれこそ日本の原風景を楽しめる絶景道だった。川沿いの切り立った岩山を縫うルート、ダムの貯水の静かな佇まい、トタンを張った茅葺屋根が道沿いに軒を連ねる集落。昨年まで3年間過ごして慣れ親しんだ東北の風景に久々に出会い、なんだかほっとする気持ちで雨も気にせずのんびり走れた。

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