毎日の記録 Diary

2021年8月7日 鬼押しハイウエイ、志賀草津道路、上信スカイライン

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8月7日(土)

鬼押しハイウエイ

~浅間火山を肌で感じる高原道~

志賀草津道路

~日本の背骨の火山地帯を貫く爽快道~

上信スカイライン(含、毛無峠)

~往時を偲ぶ山深い隠れた名道~、

262km

 

 

 


6時30分蓼科山荘発。鬼押しハイウエイの入り口、中軽井沢までナビに従い大門街道(R152)で小諸経由の道は随分と遠回りだった。先般開通した蓼科スカイラインで一気に佐久盆地に降るルートが、道は険しいが一番早い様だ。

朝から気温が上がり酷暑を覚悟をしたが、反してほとんどの区間が曇天、霧、標高に助けられ、むしろ寒いくらいの1日だった。暑かったのは昼時の湯田中地区(36度)のみだった。

鬼押しは霧と小雨で景色は楽しめなかった。道路は有料で、路面もコーナーも快適。ガイドブックではダイナミックな溶岩の景観とあるが、走り抜ける限り驚くような規模のものは見えない。浅間山も全く見ることができなかった。鬼押し出し園の中に入ると面白い景観なのはわかっているが、パス。次のコースへ。

 


本州の背骨のあたりを今日は行ったり来たりの一日だった。

嬬恋まで抜けそのまま一気に万座温泉まで。有料750円。道路に関しては特筆すべきものはないが、万座温泉地区は地中からの火山ガスの影響か、地肌が剥き出しの景観がダイナミック。強い硫黄臭。

 


万座からはすぐにそのまま本日の2本目、志賀草津道路。日本の分水嶺を越えるも、濃霧で白根山も横手山も拝めず。しかし「ここが日本の背骨だよ」と教えてくれる標識は日本中をめぐる旅人にはありがたい。達成感が湧く。後述するが今日はここを2回通過した。そのすぐ先の日本国道最高標高点、渋峠ホテル前で撮影。

 

 

 

志賀高原は大40年前、学時代の年末年始のホテルバイトの地。「スキーし滑り放題」の触れ込みに誘われたのだが、むしろホテル食堂の仕事にやりがいを覚え、楽しく働いた。その熊の湯ホテルは健在だった。

 


昼食は道の駅「北信州やまのうち」でカレーライス。茄子とズッキーニのビーフカレー。旨し!信州の野菜は美味しい。

 

万座温泉以降ここまで、順調に進み、このままでは昼過ぎにはホテル着となってしまうので、明日の予定を一本繰り上げ、上信スカイラインもクリア。ナビに従い信州中野、小布施、須坂経由で高山村のスカイライン入り口へ。この道を行くと再び万座に抜ける。宿泊地湯田中へのルートは、同じ道をスイッチバックするか志賀草津道路をもう一度走るかだ。学生時代の懐かしい道を2回走る事にした。上信スカイラインは全線最1.5車線の狭いワインディングだが、深い山の雰囲気を楽しめた。

 

 

少し登ると展望所にたくさんのオートバイ。長野盆地と向こうの妙高山が見渡せた。絶景なり。群馬に入り、万座が近づくと山肌剥き出しのダイナミックな景色。これは火山性の山ではなく、最近の土砂崩れのように見えた。大きな規模の崩壊だ。


途中枝分かれする道筋の毛無峠もクリア。峠は濃霧となり更に終着の少し手前から未舗装に。峠から先は閉鎖。峠には硫黄鉱山の遺構があるようだった。濃霧で周囲を全く見渡せず残念。

本日は万座草津志賀近辺をグルグルと巻く様なコースで、長野、群馬県境を4回超えた。ワインディングの多いルートの262kmは結構疲れた。終盤はくるぶしグリップのやりすぎで両脚がつりそうになってしまった。明日は水分補給に工夫を加える。

それでもホテル着は3時前。ゆっくり風呂に浸かった。

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