毎日の記録 Diary

2021年4月19日 三方五湖レインボーライン、伊吹山ドライブウェイ

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4月19日(月)

三方五湖レインボーライン

~静かな五湖と日本海を見下ろす明るいルート~

伊吹山ドライブウェイ

~中部山岳地帯のダイナミック眺望~

450km

 

 


今日は長距離を覚悟し、7時30分に豊岡を出発。晴れの予報だが、気温3度、霧。足先と腰にホカロンで出発。

まもなく晴れて気温も上昇。朝の心配の反し快適な一日だった。

出発し程なく京丹後市。ここは京都府。この町の郊外の風情は、ここも京都だと感じさせられる、他とは一味違う景色。焦茶色の外壁、艶のある黒い瓦で統一された街並み。観光地でもなんでもない集落だが軽トラックから資材を下ろすおじさんのニッカボッカと地下足袋姿も洗練されている様に見えてくる。

 

 

 


その後、若狭湾を囲む、舞鶴、小浜、敦賀と美しい海の景観を横目に、三方五湖。この湖沼の由来は火山ではなく、土地の陥没によるもので、海水の出入りの関係で各湖の色合いが少しずつ異なる。

 

 


湖だけでなく、隣接する日本海の美しさも絶景。昨日とは打って変わり、春の穏やかな景色を満喫。

 

水月湖畔の広大な梅林は只者では無いと思い調べてみると。この地区は日本海側最大の梅の産地。 

西田梅(現在は福井梅)は関西方面に出荷され一流の品質を誇るとのこと。

水月湖も只者ではなかった。湖底の地層は7万年間安定して堆積を続け、現在の考古学研究上の年代特定の世界基準となっている。

 
 


伊吹山へは約2時間140km。福井、京都、滋賀、岐阜と県境を何度も跨ぐ移動。関ヶ原から伊吹山ドライブウェイは始まる。通行料2200円。片道16km。

舗装は概ね良好。維持が大変な山岳路。昨日からやっと春季開業だったが、初日の機能は降雪でクローズ。実質今日が今年の開通日。晴天の今日も午前11時で頂上パーキングは4℃。残雪も多い。

走り出しの前半は関ヶ原の町、頂上近づくにつれ木曽から信州の山々が展望できた。頂上からはさらに琵琶湖も見渡せる大パノラマ。

 

レストハウスの人から、あれが白山、駐車場の向こうに回って見れば木曽御岳が。あそこの崖っぷちの望遠レンズ軍団はイヌワシ撮影隊の皆さん、と教えていただく。あとで調べたら、ここで小鹿をワシヅカミにして飛ぶ姿が撮影されたとか。2、30人が完全防寒で待機中だった。

 

右の写真は参考。

 

その後、下りで横浜ナンバーのフェラーリに道を譲りながら下山。また山陰の海岸線まで戻り、一路金沢まで。福井から石川の海岸は一直線の水平線がダイナミック。日本海も広い。

しばし完全な追い風で、時速100km/hで風切音無しの快適走行。

小松空港横通過時には国道の真横で立て続けに4機の戦闘機が離陸。高速走行中のオートバイでも驚いてハンドルを取られるような轟音。スクランブルの理由は訓練か?それともまた金正恩君のミサイルか?

 

金沢の町は、道路の埋設鉄管からの融雪泉で赤錆色に染まった路面が何ともレトロ。北国の町の雰囲気。ホテルは綺麗で安くてあたり!

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