毎日の記録 Diary

2021年4月18日 三瓶山アイリスライン、大山循環道路

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4月18日(日)

三瓶山アイリスライン

~キャンプも出来る近隣住民の憩いの高原~

大山循環道路

~ブナが美しい名実共にビッグな独立峰循環ルート~

355km

 

 

 


 

ついに#050まで来た。(絶景ロード100選の半分を制覇した。)

 

 

三次市から江の川(ごうのかわ)沿いR375を約60km。三瓶山へはR54が最短時間だが、選んだR375が正解だった。川沿いの綺麗な、快適な道だった。広島県と島根県境の両国トンネルは新しいもので、延長3キロを超える。3桁国道の山中を走っていると、たびたびこのようなみごとなトンネルを通過する。快適に各地の絶景やひなびた山村にアクセスできてありがたい。長年の高額納税の元をとった様な気持ちになった。建設省に感謝。

三次盆地を抜けたところでポツポツと。早めにカッパを着るが、その後終日降られた。

三瓶山は地元の人の憩いの場。キャンプ場など色々な施設が設置された小さな高原。晴天なら良い展望だろう。

 

国道9号線のバイパスを使いながら大山へ。大きな大きな独立峰。数十キロ手前から見えてくる。大山を囲む環状道路へのアクセス路も大山の荒々しい山腹が目の前に立ちはだかるようで迫力満点。

 

 


一番の印象は見事なブナの森。混生する他の樹種の幹にも保護フィルムが貼られていたり、極相の原生林の保護を真剣にやっている感じがした。またゆっくり来たくなった。絶景を遠望する写真は取れなかったので、大山の証拠写真はこのブナ林が背景となった。

 

 

 

 

 


標高が増すに連れ気温は3度。嫌な予感が的中。本格的な降雪となった。身の危険を感じる寒さ。(きっと氷点下)これ以上降ると路面にも積もりそうな勢い。

 

 


予定していた、イワナの養魚場に併設の食堂に逃げ込んで昼食。許しを得て濡れたカッパのまま、震えながら店内に。親切にしてもらえた。ストーブの隣の席。ここは例年この季節までは雪が珍しくないとの事。だからストーブもまだ片付けていない。イワナ定食2200円。都会で食べればきっと4500円(?)。暖かい汁に生き返った。

 


今夜の宿、豊岡市に向かう途中、鳥取で給油。通り道だからと勧められ砂丘をちょっと覗き見。土砂降り。

コロナもあり寂しい観光地だった。大きな土産物屋にバイクを停め、お義理で煎餅420円。公共の駐車場500円に止めるよりもこの方が土産が残る分合理的。

 

本日の後半、山陰の国道やバイパスを繋ぎながら東へ向かう中、ずーっとバックミラーには青空が見え、頭上は常時黒雲と突風。東に移動する雨雲の下を走り続ける一日だった。思った通り、豊岡に着き進むのを止めた途端に青空になった。早く宿に着きたくて雨雲をやり過ごす30分の休憩をとる勇気がなかった。豊岡の事は何も知らないけど、来てみると山間の小さな可愛い町で、いい感じ。ホテルも良い。

本日はこの道中最も過酷な一日だった。

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