毎日の記録 Diary

2021年4月2日 大台ヶ原ドライブウェイ、串本大橋

更新日:

4月2日(金)

大台ヶ原ドライブウェイ

~冬季閉鎖~

 

大台ヶ原ドライブウェイ

~トルコ船を救った英雄達の島への架け橋~

385km


 

 

 

今日は沢山走った。紀伊半島の大きさ、広さ恐るべし。

大台ヶ原はここも冬季閉鎖で走破ならず。でも例によって、そこまでのアプローチがすでに絶景、圧巻。京都から吉野、大台ヶ原をかすめて新宮から海沿いを串本、白浜から内陸に入り、神龍村の温泉の道筋。

 

 


吉野の桜もちょっとだけ覗き見。ここは地域全体をゆっくりと散策するべし。歴史をちゃんと勉強してから。昨夜の比叡山、今日の吉野、そして今は高野山のすぐ下の神龍村の旅館にいる。日本の歴史の中で長く都の奥座敷の役割を果たしてきたこの地域の神秘的な魅力をたっぷりと味わえた。それにしても1日で走り回るには広すぎる。

 

 


新宮でマグロの中落丼。お蕎麦が付いて1500円なり。ひょっとしたら近畿大学製のマグロだったか?この街にはこの大学の大きな水産研究施設があった。

 

 

絶景、圧巻、、、毎日同じセリフと並べているが、紀伊半島の山の深さと険しさの迫力はこれまでに見たことのないスケール。吉野川、熊野川いずれも上流域ですでにとうとうと流れる豊かな水量に驚かされる。昔はここを材木筏が流れ下っていたのだろう。今は大型トラックが丸太を満載して行き来している。すれ違いざまに杉の木の強い香りを感る。新鮮(?)な材木。

紀伊半島の杉の林は関東以北とは見た感じが異る。一本一本が三角にとんがってなくて、植林された杉山全体が巨大なブロッコリー。一本一本が丸っこい感じ。気候の違いか、品種の違いか?秋田の杉とは全く別物に見える。杉は亜寒帯から亜熱帯まで随分広く分布している樹木だと改めて認識。

 

 


串本に入ると有名な橋杭岩。たしかにゴジラの歯みたい。

 

 


串本大橋までは南国紀伊の植生とトルコの難破船救助の歴史が心に残る。トルコでは小学校の授業で教えるエピソードだが日本で知る人は少ない。

 

ご意見・ご質問

-毎日の記録 Diary

Copyright© 絶景ロードツーリングの記録 , 2024 All Rights Reserved.