毎日の記録 Diary

2022年9月24日(土)移動日(英彦山)

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2022年9月24日(土)

移動日(英彦山)

~福岡で親族訪問~

走行距離:210km

天候:晴れ(一時雨)

絶景ロード:移動日(英彦山)

本日も絶景ロード無し。福岡への移動の途中、祖父ゆかりの英彦山を訪ねた。祖父江崎悌三はこの山の中に九州大学農学部生物学研究所を開設し初代館長を勤めた。

母も子供の頃よく遊びにきていた様で、私も子供の頃何度か訪問した場所。小学生以来55年ぶりの訪問。沢山の記憶が蘇って来た。本日はこの訪問を簡単に記しておく。

この日から福岡市内の叔母の手島家を訪ね、2泊する予定。

英彦山スロープカー駅舎での展示。祖父の写真がパネルにありビックリ。


豊前坊、高住神社。子供の頃、天狗が出ると教えられていましたが、本当に出そうな杉の巨木と岩山の神社。

 

山伏姿のツアー客がバスで訪れたり、拝殿傍では法螺貝の稽古が行われていて、修験道の雰囲気に満ちていました。

 

裏山を少し登ると、望雲台という展望所があり、片道30分程度の短い距離でしたが、沢登り、まるでロッククライミングの様な鎖場を経て見事な展望を得ることができました。

行き合った若者と助け合いながら何とか登ることができた。

展望所の鎖の向こうは50mの断崖!

 

祖父ゆかりの生物学研究所も訪問。子供の頃の記憶のままだった。

 

今回参道の茶店で英彦山の拝殿への道を尋ねた際、私の身分と訪問の目的を話すと、研究所を寄贈し祖父一家と親しくしていた当時の宮司の子孫が今もここを守っておられる由、ぜひそこも訪問せよと勧められたので調子に乗って社務所で挨拶。ついでにお願いして記念のツーショット。


撮影を請うと、神社なのに僧侶の出立に着替えて出て来てくださった。この神社は明治時代の廃仏毀釈を乗り越え、本来の神仏混淆のあり方に戻す活動に取り組んでいる様だ。国内でここが最も進んでいる神社の一つとの事。若い人の、本来の日本の宗教、文化を取り戻す取り組みを見て頼もしかった。

冒頭のスロープカー駅舎の展示。廃仏毀釈活動で廃棄推された仁王像の残骸。よく保存してくれた!負の遺産の保存も大切だ。


これが私の中の「元祖天狗」の姿だと思う。かっこいい!この形で土産の土鈴やステッカーを作るべし!

 

福岡市南区野間で無事に叔母夫婦、従姉妹夫婦と会う事が出来た。2泊させてもらう。


以上

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