毎日の記録 Diary

2022年9月22日(木)移動日(龍河洞、にこ淵)

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2022年9月22日(木)

移動日(龍河洞、にこ淵)

~四国の道はどこもライダー天国~

走行距離:253km

天候:晴れ

絶景ロード:移動日

昨年訪れてはいるが、完全に通過できていなかった亀ケ森線は、前日からの電話確認で望み薄。四国内の他の見どころを考えながら、この日の宿泊地、尾道を目指す。

奥物部のライダーハウスを8時に出発。高知方面に向かい、龍河洞を見学。日本三大鍾乳洞。天然記念物だ。

狭く長い洞窟は一見の価値があった。私は開園直前、今朝一番の見学者。切符切りの女の子はしばし私を止めて入り口で待機。時計を見ながら「はい時間になりました、どうぞ。」と言って通してくれたのがおかしかった。1分早すぎるといと何が違うのだろうか?

 

立派な鍾乳石、石筍、石柱だった。この一帯は石灰岩の塊だ。

  

コウモリが沢山いて、囁き合うような鳴き交わしの声が可愛かった。小さな弱々しい生き物に見えた。

         

高知市街の朝の渋滞を予想し、少し回り道をして「南国インター」から「いのインター」まで高速道路を利用。以降は国道194号線を仁淀川沿いを北上。川魚漁の和船や沈下橋が真っ白な河原と真っ青な流れをバックに美しかった。絶景だ。四国の道は私達ライダーの為に作ってくれた道に違いない!

道の駅「土佐和紙工芸村」で休憩。少し土産を買ってから、仁淀ブルーが美しい滝壺「にこ淵」へ。


平日でも沢山の見学者。石灰岩だとばかり思っていた周囲の岩は、キラキラしたミルフィーユ状の緑色結晶片岩だった。(一個お土産に。)

中央構造線の近くは地層が複雑だ。

さらに北上。瓶ヶ森線を管轄する役場、「いの町川本総合支所」に寄って念のため通行可否を尋ねるも、本日の開通を目標としながらまだ工事中と。

道の駅「木の香温泉」で日替わりランチ。美味しかったけどもう少し地域色が感じられる総菜があっても・・・

諦めきれず、瓶ヶ森目指して国道を外れて試しに登って行くと、対向から125cc君が。呼び止めると、こちらから尋ねる前に、「しっかりバリケードができていて通過できません。」とのことでUターン。涙。

登って来る際には気づかなかった見事な板状節理の露頭で写真を撮った。


撮影中に別なバイクが登って来たので、私も聞かれる前にこの先の状況を説明。首をたれてUターンしていった。亀ケ森線、通称U.F.O.ラインは私にとって厳密には、文字通り未確認となった。2年にわたり接続道路3か所すべての入口までは確認できたので、この道は完了とした。

長い寒風山トンネルを抜けると高速コーナーの下りが続き、あっという間に西条の町へ。加茂川の河原に降りて石を採取。四国も瀬戸内側には石灰岩が無い。緑色の石が多い美しい河原だった。

  

昨年以来3回目の通過となる「しまなみ海道」の巨大橋梁群はやはり絶景。ダイナミックな眺めの中に、のどかな瀬戸内の人々の営みも感じられてとてもいい道。通行料2600円。

各橋内を並走する自転車道路には大勢の観光客。皆さん例外なく満面の笑顔でペダルを漕いでいた。大規模な橋の勾配は結構きつい。あれは笑顔ではなく、歯を食いしるこわばり顔だったのかもしれない。

尾道の駅近くのホテルに16時着。同時に夕立。滑り込みセーフ!

尾道駅は駅前ロータリーが船着場の変わった景色だった。ゆっくり滞在すると面白ろそうな町に見えた。

今回は台風14号の通過待ちで1日無駄にした。先の日程を考え明日以降の山陰方面をやめて一日短縮する事にした。宮島厳島神社、錦帯橋を見て宇部で一泊その後九州に渡る。

宿泊の予約は、旅程全てをしてしまうのではなく、2日先ぐらいまでに留めておくと良いと思う。今回もそうしている。旅が長いと、変更が必要となる事態は必ず発生する。宿へのキャンセル、再予約手続きの繰り返しは旅行中結構な負担となるので小刻みな予約が賢いと思う。昨年の旅で学んだ事だ。

以上

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