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2022年9月20日(火)大台ヶ原ドライブウェイ

更新日:

2022年9月20日(火)

大台ヶ原ドライブウェイ

~熊野の谷を抜け一気に山上へ駆け上がる深山の道~

天気:晴れ時々小雨一時濃霧

距離:300km

絶景ロード:大台ヶ原ドライブウェイ

本日は、昨年の春積雪で通れなかった絶景ロードリベンジの後、あすから寄り道する四国に和歌山からフェリーで渡った。


四日市で一泊追加し、台風14号をやり過ごしたが、翌朝まで雨は降り続いた。しかし、大台ヶ原ドライブウェイを管轄する奈良県の道路規制情報や、所在地の上北山村役場への問い合わせ結果、通行ができるようになった事が確認できた。レインウエアをきちんと着込んで出発。超大型で極めて強い勢力のこの台風は紀伊半島にも大雨を降らせ、その後山陰地方を新潟まで進んだ後も紀伊半島の山間部にはまだ強い風とにわか雨が残った。

国道169号線を山に向かって行くと、並走する吉野川は濁流。

少し行くと大滝ダム。緊急放流をしている故の濁流だろう。しかしダム湖は予想に反して水位が低い。満水の半分くらいか?


さらに遡上してわかった。上流域にもう一つ小さなダムがあり、そこも大放流!

      

この上流のダム湖の水はいっぱいだった。下流の大滝ダムは上流からの放流水を受け止めるため、先んじて受け皿を準備していたのだ。これを判断しコントロールのために大勢の人が台風の中、徹夜したことでしょう。大変な仕事だ。

深い谷の美しい国道169号線を更に南下して大台ケ原ドライブウェイに入ると、路面は一面濡れた落ち葉で覆われていてよく滑る。フロントを取られると、それがわずかでもヒヤリとする。


狭い道をゆっくり上がるにつれ、スリップ、強風、濃霧、寒さの4重苦!


時折チラリと見える谷は深くて綺麗だった。晴れればさぞかし絶景であったのだろう。残念。


その後和歌山港から夕方の南海フェリーで徳島まで移動。

台風余波の揺れを覚悟していたが、紀伊水道は既に穏やかで快適だった。

写真の沼島は日本の神話で、国土が一番初めに作られたところ。伝説中の「上立神岩」が見えているはずだが、確認できなかった。


追記

繰り返しになるが、昨夜からフェリーや各道路を管理する自治体の事務所に通行可否を電話で確認したが、夜も早朝も必ず応答があり、正確な情報が得られた。台風が去った後の現地の被災確認と通行の可否判断は早朝から行われているそうだ。確認は、通学の送迎に使う道路が優先されるそうだ。毎度のことだが、今回の台風でも各地で数えきれないほどの確認作業が行われたに違いない。頭が下がる。

以上

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