コラム

培倶人誌への掲載

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この旅の事が、オートバイ雑誌「培倶人」誌(実業之日本社)に掲載されました。過去に本紙の別冊で取り上げられた日本の絶景ロード100選を私の旅の目的に掲げ、プランを立て、実践する事で大きな達成感を味わう事が出来ました。その御礼として編集部に旅の記録や写真をお送りした所、取材を受け2022年1月号に載せてもらいました。見開き2ページの「バイク日和」と言う連載記事です。毎月一般のオートバイ愛好家を訪ね、その人となりや日常を紹介する企画です。写真と共に、私の思いや経験を沢山の方々に見て頂く事は気恥ずかしくもありましたが、とても嬉しい出来事でした。

雑誌に載せてもらう事は、想像以上に私に色々な良い事をもたらしてくれました。

先ず何よりも、私のやっている事が客観的に評価してもらえたわけです。長く家を空けて走り回って来た亭主(父親)の旅も、世の中ではそれなりに認められる行動だったのだと周囲にわかってもらえました。家庭、親族の中で私の趣味の地位が少し上がった様に思います。

次に、掲載に先立つ取材で、様々な話を長い時間をかけてライターの方が聴いてくれた事です。質問に答えて行くうちに、自分自身の頭の中の整理が出来た様に思います。子供の頃からのオートバイまつわる出来事や経験を振り返り、この旅を通して自分が何を学び、何を感じたかを改めて考える事が出来ました。更に、その後の限られた紙面に整理された記事には、私のオートバイ人生そのものが凝縮されていました。

また、掲載された事をバイクに興味の無い親戚や友人も含めて大勢に伝えたので、記事に関する沢山のメッセージをもらえました。その中で一番多かったのは、紙面に写っている私の顔の朗らかさについてでした。プロのカメラマンから言われるままにバイクの横に立ち、明るい方に顔を向けて撮ってもらった写真です。確かに、能天気と言われそうなくらいにうれしそうに笑っている表情を載せてもらいました。改めて自分自身でその顔を見て、私はオートバイが大好きで、それに関わっている時が一番幸せな人間のだという事が確認できました。

他にも、取材に先立ち家中が片付いた事も大きな成果でした。

https://www.bikejin.jp/

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